【質疑】第23号議案(2020年第1回定例会・議案質疑)
●第23号議案、令和2年度一般会計予算について
141頁のマリーゴールドの丘イルミネーション事業業務委託料400万円について、昨年度と本年度に引き続いて、マリーゴールドの丘でイルミネーションを行う事業に予算がついておりますので、3点伺います。
①マリーゴールドの丘でイルミネーション事業を継続するという判断について、本年度は初日の点灯式が中止になりましたので、ウェブ上で来場した方にアンケートを取った結果を検証して継続事業としたと思いますが、そのアンケートの投票総数と項目の投票内容についてご説明ください。また、アンケート以外でマリーゴールドの丘を一年を通して楽しんでもらうことや、本庄市都市計画マスタープランなど机上の計画ではなく、住民の意見としての事業継続の理由があればお聞かせください。
②昨年度300万円、本年度500万円、来年度400万円の予算がついております。合算すると1,200万円超かかっているイルミネーションということになりますけれども、LED電球とか、機材とか、クマさんとか、ああいうものについては、もちろん本年度も活用できるものでしょうから、この来年度予算の400万円というのは何に使われるのかというのを委託料の内訳をお聞かせください。
③イルミネーションの実施の期間についておおむねのもの、時期と長さ、点灯時間を伺います。
⇒<答弁>
①アンケート調査につきましては、ウェブでは昨年の12月25日から1月30日まで、本庄市のホームページを活用して実施しました。また、イルミネーションの点灯期間中の現地での聞き取り調査、これは職員自らやっております。同時に実施いたしました。投票総数は、ウェブでは18件、現地聞き取り調査では135件、合わせて153件のご意見を頂きました。アンケート項目と主な結果でございます。全部で6問と、あとは自由意見という形になってございまして、まず1番目は年齢でございます。一番多かったのが40代が大体23%、30代が18%という形でございます。お住まいはどちらなのかということで、市外の方が41%と市内の方が59%という形でございます。誰と来たかというのも聞かせていただいた中で、家族連れの方が大体6割という形でございます。昨年度からもやっていますので、昨年度も来たかということで聞いてみましたら、初めて来た方が約61%という形でございます。あとは、どういったことで知ったのかというところでございますけれども、知人からが大体2割、広報が13%という形なのですが、通りがかりで来たという方も約3割いたということでございます。満足度につきましては、満足、やや満足で約9割という形でございます。あと自由意見としていろいろと聞いた中で、去年よりよくなったとか、色がきれいだとか、一方ではもっと広がってほしいとか、あとはもっと宣伝してほしいみたいな意見もいただいてございます。
次に、アンケート以外で住民の意見として事業継続理由についてということでございますけれども、まず企業の協力というのが、昨年度は1団体だったのですけれども、今年度は4団体から協力金という形で頂いてございます。また、今年度はあいにく雨で中止させていただきましたけれども、点灯式にも多くの住民、団体、企業の方からご協力いただく予定になっておりました。加えて地域の皆様から事業の新たな展開、具体的には地元主体での開催みたいなものを考えてもいいのではないかみたいな話などの意見を頂いているということで、イルミネーション事業への関心が高まっていると実感しております。今後も事業を継続することにより、公園の認知度や地元への愛着を高めることにつながるものと考えております。
②内訳として1つ目が、今まで購入させていただいたイルミネーションの設置、撤去だとか、あとは期間中の維持管理にかかる費用が200万円になります。あと2つ目が、買ったものの中で劣化だとか破損したりしたものの再購入と、あとは新設分、これについては毎年、何らかの形で一部はちょっと更新していこうというふうな形のものが120万円になります。そのうちレンタルで毎年借りているものもございますが、その中の120万円の中に40万円それが含まれております。その他がイベント時の会場設営費が30万円、あとは園路の安全対策ということで、やはり園路は夜なのでちょっと暗いところがあります。一般の方からもいろいろと暗いのではないかという話を頂きました。
一方ではLEDのイルミネーションなので、あまり明るくしてもしようがないということで、今、低照のライトみたいなものをちょっとつけようというふうな形で、そういったものが約50万円ということで見込んでございます。
③イルミネーションにつきましては、来年度のおおむねの時期ということでございますけれども、今年度は11月23日から1月13日まで開催いたしましたけれども、これは昨年度と同様の時期であり、来年度につきましても同様の時期に開催することで検討をしております。点灯時間についても本年度と同様の17時から22時の点灯を検討しております。
◆再質疑◆
①説明いただいた1つ目の質疑の中で、いろいろアンケートを取ったということで、今ご説明もらった中では、結構ポジティブな意見について自由記載のところでご紹介いただきました。一方でネガティブな意見として、広がってほしいとか、宣伝してほしいというようなことをおっしゃったと思いますけれども、ネガティブな意見のうち、いまご紹介いただいたものが全てだったらいいのですけれども、アンケートの中では、マリーゴールドのイルミネーションについて、ポジティブな意見ばっかりだったのでしょうか。
②去年も同じようなことを言っているのですけれども、本庄市には多くの公園があり、他にもイルミネーションに最適な公園がある中で、どうして数ある公園の中でもマリーゴールドの丘だけ、毎年、このようにお金かけるのか、その判断と検証はしたのですか、と申し上げました。先ほどの答弁では、アンケートの内訳として、聞き取りが153件で、ホームページが18件だとのことです。これを根拠としてマリーゴールドの丘を続けるというふうに考えたのでしょうけれども、他の公園を選ばない理由というか、マリーゴールドの丘でイルミネーションを継続する、というふうに考えた根拠は何なのでしょうか。
③イルミネーションの点灯期間、11月23日~1月23日の25日、期間が結構短いと思います。期間が短い割には予算が高いので、点灯期間を延ばしたりとか、この期間しかできない理由があればあわせて、お聞かせください。
⇒<答弁>
①アンケートについての、特に自由意見のところで、ネガティブな意見があったのかどうなのかと。ちょっと先ほども話をさせていただきましたけれども、もっと宣伝をしてほしいみたいな、やっぱり認知度というのは不十分なのかなということについては、意見としては上がっているところはあります。あとは、本庄市らしい特徴がないと、これ非常にかなえるのはどうするのかというのはまた考えなくてはいけないですけれども、そういった意見も出てございます。いずれにせよアンケートの結果を踏まえて、来年度、よりいいものになるように検討していきたいと思っています。
②マリーゴールドでイルミネーションを続ける理由は、やはりマリーゴールドについては、これは本庄のまちの中ということで、地域の皆様に地元の愛着というのを持っていただきたいというようなところ、これが一つの目的と、あとはマリーゴールドの丘をより多く認知していただきたいというのが2つ目。3つ目につきましては、やはりマリーゴールドの丘という形の特徴を生かしたイルミネーションというのは個性的なものなのかなというふうなところを目的に進めているということで、今後もそういった形でいろいろと検証しながら進めていきたいというふうに思っているところでございます。
③期間につきましては、もう一回繰り返しになりますけれども、今年が11月23日から1月13日まで開催、これが約2か月ぐらいということでございますけれども、確かに意見としては長くしたほうがいいというふうな話あるかと思います。ただ、一方では、やっぱり機材が絡んできますので、LEDはやっぱり長く使う、大体2か月ぐらいというふうな話もありまして、近隣の深谷市だとか上里町も同様な形で2か月という形で今決めているところでございます。いずれにしてもまた来年度につきましては、そういったことも踏まえながら期間についてはまた改めて定めてまいりたいというふうな感じで考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。
0コメント