【討論】令和3年度本庄市一般会計補正予算(第4号)について(2021年第2回定例会・賛成討論)

 第43号議案 令和3年度本庄市一般会計補正予算(第4号)について、各常任委員長の報告のとおり賛成の立場から討論を行います。

 1つ目として、交通政策事業、旅客運送事業者等維持特別対策事業支援金1,570万円について、乗合バス・貸切バス事業者、運転代行業者への補助金とのことですが、本年第1回定例会で地域公共交通維持特別対策事業支援金に関し質疑した際に申し上げているとおり、タクシー事業者だけではなく、今回補助金支給の対象となった乗合バス・貸切バス事業者、運転代行業者も新型コロナウイルス感染症の影響を受けており、経営が厳しいことは明らかであることから、今回支給を決定したことは高く評価ができます。

 2つ目として、移動販売支援事業補助金300万円について、児玉南部の中山間地域、秋平地区、本泉地区で移動販売を最低5年間継続して行う意思のある一事業者に対し、移動販売用の車両購入に係る費用を補助することは、採算性の観点から、移動販売業者の進出の見込みが薄い、いわゆる買物難民とも言われるような状況にある地域の住民に対して、日常生活が不自由なく送れるようにとの公的な支援であり、本庄市を広く見渡したときに必要であると判断できる補助と言え、高く評価ができます。

 3つ目として、多様な働き方環境整備費補助金400万円について、新型コロナウイルス感染症の影響により、これまでにないスピードで働き方改革が各企業によって推し進められており、市民に対して多様な働き方を促進するための場所の提供として、あるいは市外の方に対して本庄市としてオフィスの環境を共有できるコワーキングスペースを増やす取組は、まちの魅力を高め、地域の経済を活性化させるために必要であり、当初予想していた2件を超える相談が来ているということは喜ぶべきことであると言え、今後オフィス環境を整備しようと考える方に対して補助金の予算措置を講じておくことは、未来の本庄市をつくっていくために必要なことと判断できます。

 以上のような点を主に評価し、第43号議案 令和3年度本庄市一般会計補正予算(第4号)は、その必要性が認められる補正予算であることから、賛成の意を表し、私の討論といたします。


うちだ えいすけ 【本庄市議会議員 内田 英亮】/Official Website

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