【討論】本庄市森林環境基金条例について(2019年第2回定例会・賛成討論)
第27号議案 本庄市森林環境基金条例について、建設産業常任委員長の報告のとおり賛成の立場から討論を行います。
令和6年度より課税予定の森林環境税に先駆け、本年度より森林環境譲与税の譲与が本市へ開始される予定です。森林を整備することは、地球温暖化防止のみならず、産地の災害防止や水源の涵養等市民一人一人が恩恵を受けるものです。土砂崩れや洪水、浸水といった災害から市民を守るためには、山間部を有する本市として森林資源の適切な管理を推進していく必要があります。
そもそも国が森林環境税の税収を先行して充てた森林環境譲与税を本年度より譲与するのは、森林現場における諸課題にできる限り早期に対応する必要があるからです。平成31年第1回定例会の一般質問において述べたとおり、2,457ヘクタールの森林面積を有する本市にとって、森林の整備は安心安全なまち本庄にとって重要なことであり、また人材の育成、水源涵養のPR、木材の戦略的な販売等により地方創生につながることが期待できます。そのためには、森林環境譲与税を適切に管理及び運用するための基金が必要不可欠であり、その財源を森林整備や今後の戦略的な森林活用をするためにも、本庄市森林環境基金条例を制定する必要があります。
以上の点を踏まえ、第27号議案 本庄市森林環境基金条例を可決するべきものとして賛成討論といたします。
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