【報告】厚生文教委員会付託議案の審査過程(2021年第2回定例会・委員長報告)
厚生文教常任委員会における審査の過程の概要についてご報告いたします。当委員会に付託されました議案は1件であります。去る6月3日に委員会を開催し、関係職員の出席を求め、慎重審査いたしました。以下、論議のありました主なものをご報告いたします。
第43号議案 令和3年度本庄市一般会計補正予算(第4号)所管部門について、まず図書館について、「図書館管理運営事業の備品購入費において、ブックトラックを5台購入するということですが、十分にあるのか、それとも不足しているのか、今回補正予算に計上した理由について伺います」と質疑したところ、「現在本館で32台、分館で6台、ブックトラックを使用しています。フルで活用している状況ですが、台車のキャスター部分などに老朽化が進んでおり、重たい荷重がかかるため運搬が厳しくなっている状況です。また、現在、新型コロナウイルス対策といたしまして、図書は返却を受けてから24時間保管をさせていただいております。保管用のブックトラックもかなり傷みが生じていることから、補正で追加計上させていただきました」との説明がありました。
次に、地域福祉課について、「高齢者在宅自立支援事業の移動販売支援事業補助金について、今回の300万円の予算は1社分との説明がありましたが、1社で足りるのか。また、複数の業者からの申込みがあった場合の対応についてお伺いします」と質疑したところ、「事業者の選定につきましては、内部の審査委員会を組織して、事業の内容や目的、収益、継続性など各項目を評価し、比較検討した上で業者の選定を行っていく予定です。また、毎年商工会議所や商工会を通じて公募を行っている県の補助金である企業支援金は、中山間地域という縛りはありませんが、新たに事業参入をしたいという場合には、この県の企業支援金もご活用いただけます。一方で、採算性の面から考えて、中山間地域に事業者が参入しづらいというご意見があったため、今回市において、週1回以上、中山間地域で移動販売を行っていただくということで300万円の補助を提案させていただきました」との説明がありました。
以上のような審査過程を踏まえ、採決したところ、当委員会に付託されました第43号議案所管部門の1件について、全会一致をもって原案のとおり可決するべきものと決しました。
以上で厚生文教常任委員会の報告を終わります。
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