【質疑】第19号議案(2019年第1回定例会・議案質疑)

●第19号議案 平成31年度本庄市一般会計予算について

 145ページ、マリーゴールドの丘イルミネーション事業について、3点質疑させていただきます。1点目、来年度も事業費がマリーゴールドの丘イルミネーション事業について出ておりますが、イルミネーションする場所について、昨年のマリーゴールドの丘イルミネーション事業の結果を踏まえて、十分に検証した上で本年度もイルミネーション事業について資金を出すのかについて伺います。

 2点目ですが、本年度は300万円の事業費でしたが、来年度は500万円に上がっておりますが、200万円上昇した理由についてお伺いいたします。

 3点目は、その500万円の内訳を教えていただきたいと思います。


⇒<答弁>

 まず、1つ目で今年度の検証結果ということでございます。11月23日から1月20日まで、最初の日には1,300人の方が来ていただいたところでございますけれども、2つございまして、意見として聞いていることが、1つは園路などをもう少し、今回は築山と、あとネムの木のところの周辺だけだったのですけれども、もう少し広がりを持ったほうがいいのではないかというふうな、もっと広がってほしいという意見と、あと撮影するスポット、もう少しインスタ映えするようなところが欲しいみたいな話を意見としては今聞いているところでございます。かなりの方に喜んでいただいているというふうなことを踏まえて、来年度は、今は大きく、今年度と比べてふえるところなのですけれども、まずはネット状のイルミネーション、芝生のところにイルミネーションしているのがあるかと思うのですけれども、今は築山の周辺だけのイルミネーションになっておりますが、築山とネムの木の間の通路の外のところにもそれを広げていこうというふうに思ってございます。

 それから、周辺の園路についてでございますけれども、一部大型オブジェ、犬と熊さんだとか、そういうのを置きましたけれども、それをどんどん、もう少しふやしていこうということで全体に広がりを見せたいということを考えております。

 500万円の内訳としましては、先ほど申し上げたとおり、ネット状のイルミネーションと大型のオブジェみたいなものが約8割ぐらい、その中の8割ぐらいと、あとはことしと同様に築山のドーム、それはことしと同じような形で考えてございまして、残りは配線費用等ということになってございます。


◆再質疑◆

 私の質疑した意図とずれていたので再度質疑しますけれども、2つ意見を聞いているということはよくわかったのですけれども、そもそもマリーゴールドの丘をイルミネーションするということが果たして適切なのかどうかということが根本的な疑問としてあります。

 イルミネーションは、マリーゴールドの丘でなくてもいいわけですよね。だけれども、去年はマリーゴールドの丘でやってみて、その様子を見て、果たしてことしもあそこでやるのがいいのか、ほかの公園とか施設でもいいのではないかと、検討したのでしょうか。

 市内には様々なイルミネーションにふさわしい選択肢があると思うのですけれども、それについて、去年の検証をしっかりとして、その結果として、今年もマリーゴールドの丘が適切だという判断をしてやっているのかというのが1つ目の質疑の趣旨なので、その点について聞きたいと思います。

 もう一つは、500万円に上がったということが、多分マリーゴールドの丘の範囲をもっとふやそうということで500万円に上がっていると思うのですけれども、200万円増額して500万円に、どうして500万円になったのかというのがちょっといまいちわからないので、もう一度お伺いします。


⇒<答弁>

 先ほどの質疑を少し補足させてください。300万円から500万円にふえた部分というのは、要するに面積がふえたということで、今年度の分、まずネット状のイルミネーションについては、ドーム周辺だった範囲をドームとネムの木の間の通路の外のところにも全体的に広げるというふうな形がふえた理由の一つになります。あとはもう一つは、今年度も行った大型オブジェ、園路、下におりる園路のところ、そこについてのオブジェというのも、ことしは本当にぽつぽつみたいな形だったのですけれども、そういったものをふやすというふうなことで300万円から500万円という変更で予算を計上しているということでございます。

 もう一点目の、何でマリーゴールドの丘なのか、ほかのところでもあるではないかというふうな話でございますけれども、これは検証というのは、やはり来た方々に聞いた中で、まずは場所の話、あとは本庄早稲田の杜を盛り上げるというふうな話の中で進めていくというふうなことで今対応を進めているということでご理解いただければと思います。場所ありきという形ではないですけれども、今のマリーゴールドの丘をより有効にしようということで考えたということでご理解いただければと思います。


◆再質疑◆

 イルミネーションを見に来た人に感想を聞いたこと、そしてマリーゴールドの丘を活用して本庄早稲田の杜を盛り上げるということが今年もマリーゴールドの丘でイルミネーションを継続したい理由だと思うのですけれども、本庄市内で、盛り上げなければいけない地区は本庄早稲田の杜だけではないし、公園としてもマリーゴールドの丘だけではないわけですよね。

 市全体を見たうえで判断する根拠が、イルミネーションを見た人の意見だけ、というのは、本当に適切でしょうか。イルミネーションを見に来た人からは、マリーゴールドの丘でイルミネーションをすることが最もふさわしいという意見が出たということでしょうか。それとも、都市整備部としてはマリーゴールドの丘しか考えていないのか、ほかの案も考えているのかということがちょっと説明から見えないのです。

 ほかのイルミネーションスポットとも比較検討した結果、マリーゴールドの丘が適切だと判断しているのか、ほかは全く考えずに、とりあえずマリーゴールドの丘でやっておけばいいやと思っているのかというところがちょっと気になっていますので、再度質疑します。


⇒<答弁>

 マリーゴールドの丘公園を有効に活用しようというふうなことで、その手法として今回のイルミネーションを行っているということでご理解いただければと思います。多分、にぎわいを創出するためには、いろいろな場所でいろいろな一番いい形というものがあるかと思いますので、そこについては、にぎわいを行わなくてはいけないところについて、それぞれで見合った形、そこはいろいろと検討しておりますので、採用していきたいと思ってございます。